乙女座(おとめざ) - 12星座
fortunenote
FORTUNE NOTE
射手座(いてざ)は夏の宵の南の空低く、天の川の最も明るい部分にみられる星座で、ラテン語で Sagittarius(サギッタリウス)と呼ばれます。ギリシャ神話では、上半身が人間で下半身が馬のケイローンが弓をひく姿のことをいいます。
ケイローンは、乱暴者の多い半身馬人のケンタウルス属の中では珍しく、とても賢くて正義感の強い馬人でした。しかも、日の女神アポロンや、月の女神アルテミスから、音楽、医術、予言の術の教えをうけ、その知識を若い英雄たちに授けていました。
ある日のこと、ケイローンの生徒であるヘラクレスの放った矢が、誤ってひとりの馬人の腕をつらぬいて、ケイローンの腕に刺さってしまいました。この矢には、うみへびヒドラの猛毒がぬってありました。ケイローンは不死身に生まれついていたため、死ぬこともできず、もがき苦しみました。とうとう痛みにたえかね、不死身の体を他のものにゆずってやっと死ぬことができました。
大神ゼウスは立派な教育者であったケイローンの死を惜しみ、射手座として天にあげたといわれています。
星座 | 誕生日 |
---|---|
射手座 | 11月23日~12月21日 |